■全日赤第６８回定期全国大会開く
憲法改悪反対、大幅増員・労働条件改善、地域医療の確立めざし運動と組織の飛躍をかちとろう

　全日赤は、７月６日（土）１３時３０分から８日（月）１２時にかけて、滋賀県大津市の「琵琶湖グランドホテル」にて第６８回定期全国大会を開催し、代議員・オブザーバー・役員・要員など延べ４１単組１５６名が参加ました。今大会は今後の日本の行方に大きな影響を及ぼす参議院選挙まっただ中での開催となりました。来賓として、日本医労連山田真巳子執行委員長と日本共産党水戸正男労働局長から挨拶をいただきました。
　第１号議案の２０１３年度運動方針および２０１３年度統一要求と２０１３年秋年末統一要求、第２号議案の２０１３年度財政方針、第３号議案の組織拡大推進３カ年計画を満場一致で可決し決定しました。併せて２０１３年度統一要求と２０１３年秋年末統一要求に対するストライキ権も満票にて確立しました。本部役員選挙においては、候補者全員が信任され、最後に大会宣言を採択し閉会しました。

　第６８回定期全国大会は、五十嵐真理子中央執行委員の開会挨拶の後、４名の議長団を選出しました。大会は、大会役員を選出し、主催者を代表して梶間亘副執行委員長が「全日赤の賃金闘争は人勧準拠打破のたたかい。職場が厳しい、こういう時期だからこそ、労働組合の出番」と呼びかけました。
　大会は、中村健一書記長が第１号議案を提案、この１年間の運動を報告し、来年度の運動方針と秋年末闘争方針及び全日赤統一要求を提案しました。和田敏幸中央執行委員は２日目の午後に、第３号議案の組織拡大推進３カ年計画についてパワーポイントで提案しました。
　大会は、河野昌晃書記次長が第２号議案財政報告と２０１３年度財政方針を提案、斎藤一樹会計監査から監査報告を受けました。
　大会は、３日間を通じて質問も含め９４名の発言で活発な討論がおこなわれ、過酷な職場実態の中で働く者の権利を守り、要求実現を目指して懸命にたたかってきた単組の姿が浮き彫りになりました。また、青年の参加も多く、活発な討論を含め、元気な大会となりました。１号、２号、３号議案とも全会一致で採択されました。
　大会は、２０１３年度本部役員選挙をおこない、全員信任されました。
　また、河野書記次長から、各種委員会の設置と委員の提案もおこなわれ、拍手で承認されました。
　また、大会宣言案を広島単組の三上文子代議員が読み上げ提案をおこない、拍手で承認されました。
　最後に、梶間副委員長の閉会挨拶と新・森田しのぶ副委員長の「団結頑張ろう三唱」で閉会し、散会しました。