■地方協通信
7単組18名で臨時大会
組織拡大を中心に活動を
近畿
11月27日、近畿地方協臨時大会が、たかつガーデン・大阪府教育会館会議室において開催され(本部のみWeb参加)、代議員・地方協役員・本部含め7単組18名が参加しました。
近畿地方協では例年9月に定期大会を開催していますが、コロナ感染拡大の影響で44回定期大会は文書審議とし、方針・予算は確定しています。そのため、議題を(1)Rプランについて、(2)組織財政検討委員会および組織拡大推進委員会の報告、(3)秋年末闘争に絞り討議し、地方協役員選挙をおこないました。
Rプランについては、翌日の第1回拡大闘争委員会への意見として「初任給格付けの問題もあるが、若年層の賃金が高いというのは本当か?実際いくら下がるのか?生涯賃金を含めて引き上げることが大事なのではないか。勤務評定は反対だが協定破棄しないよう交渉している認識でよいのか。トライアルを実施した声を団交などで引き出し本社を動かすことも必要。宣伝活動としてマスコミやSNSの活用を提案しては」などの意見が出されました。
組織財政検討委員会と組織拡大推進委員会の報告の報告もされ、単組の厳しい財政状況も語られましたが、医労連共済の交付金を活用しているなど具体的なアイデアも出されました。最後に「組織拡大を中心に活動しよう」と意思統一しました。
Zoomで8単組20名参加
全員一致で賛成、方針確立
中四国
12月12日、Zoomにて2021年度中四国地方協定期大会を開催し、8単組20名(本部含む)が参加し、活動報告と2021年度活動方針を討議しました。
各単組の活動報告は、以下のとおりです。長年要求していた給与明細に時間単価を記載することや非正規職員、無期転換者全員の嘱託化(月給制)を勝ち取った(松江単組)。看護師の職場実態を交渉した(益田単組)。組合の要求が実り、今年4年ぶりに嘱託・臨時職員対象の正規登用試験が実施されるようになった(高松単組)。長年要求していた非正規職員の処遇改善で退職金が大幅にアップする回答をさせた(高知単組)。育短者からの相談を受け交渉をおこなった結果、改善が見られた(庄原単組)。これまで本来組合として交渉すべきことを労働者代表が交渉していた歴史があるなか労働組合として交渉するため少しずつ改善してきている(広島(血)単組)。パート職員の時給が最低賃金並みである現状を改善するよう交渉をおこなっている(山口他組)、検査技師のコロナ特別手当について粘り強く交渉を続けている(広島単組)。
また、今年度もRプラン反対が活動の柱となり、反対署名や学習会、施設から本社への上申要請など、さまざまな取り組みのなかで組織拡大の声かけをおこなったことが報告され、今後の方針を議論しました。
地域医療を守り、患者・利用者本位の医療を追求すること、労働組合の存在意義を高め、組織拡大に取り組むことについても全員一致で賛成し、方針が確立されました。
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