■初の単組役員研修会
模擬団交で難しさを学ぶ
初の長崎単組役員研修会
2016年11月18・19日、長崎「やすらぎ伊王島」で単組役員研修会が開催され、OG・本部含め25名が参加しました。新しい執行委員も多く、まずは夕食会で交流を深めました。1日目は夕からの開催で勤務後の参加者も多かったため、温泉と食事でリフレッシュし、2日目朝から研修をおこないました。
定例執行委員会で秋年末闘争の途中経過報告や各集会参加者からの感想を出し合ったあと、本部から、「本部・地方協・単組それぞれの役割や連携」「全日赤全体の組織規模」などについて説明しました。参加者からは「これまでよくわからなかった言葉の意味や、自分自身が組合維持のためにできる役割を理解できた」との感想がありました。
模擬団交は、今秋年末の独自要求を項目分けしてグループをつくり、四役が施設側役、執行委員長・書記長役はくじで決めて実践しました。
参加者からは「施設側の意見を聞きながら交渉することの難しさを感じた」などの感想があり、施設側役からは「多数を前にして圧倒された。今秋年末団交の際も役員全員で参加したところ、事務長の姿勢が違ったように感じた。発言できないとしても団交には参加してほしい」との感想が出ました。
次に、長崎書記の方より共済・慶弔金について説明がありました。慶弔があることを知らない方もおり、定期的に細かい説明が必要であると感じました。
最後に前執行委員長らOG4名との座談会をおこないました。
「組合があったおかげで院内託児所ができ、40年間働き続けることができた」「子育て中、組合活動から離れた時期もあった。こどもが大きくなり再開した。無理をせず、自分のペースで組合に参加してほしい」「早期退職後、他病院に勤めた。その病院には組合がなく、ひどい働かせ方をしていたが、掛け合っても対応してくれず、その時組合のありがたみを実感した」など、経験談を聞くことができ、参加者からは「組合がないとどうなるのかということは考えたことがなかった。たくさんの話を聞いて勉強になった」との感想が寄せられました。
今回の研修は、さまざまな視点で組合の役割・実践まで幅広く学ぶ機会となり、組合の意義を理解してもらうことは活動を盛り上げるモチベーションにもつながると感じました。執行委員長からの「今後も定期的に研修会を実施し多くの方に組合の良さを分かってほしい」とのあいさつで終了しました。 |