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単組・地方協の取り組み

各地方協が役員研修会

北海道
青年とつながろう
意識的働きかけと連帯を

 北海道地方協の役員研修教室は、3月8日(土)午後1時から約2時間、札幌市内で6単組21名が参加して開催されました。
 全日赤統一レジメによる「組合運動の活性化をめざして」をもとに、参加者全員で読み合わせました。
 討論では、「青年とのつながりを大切にしたいが、青年は1人が好き」「1人でも困っていない」などの意見が出されました。
 ではどうするのか―職場・地域で分断され、バラバラにされている人間関係を回復する努力が必要だと指摘されています。言い換えると「まともな人間関係」を取り戻すことです。「まともな…」とは、暴力や差別、いじめや不正など人間的に理不尽なことは許さないという人間関係のことです。職場では「自己責任論」が持ち込まれ、“優しさ”“思いやり”がなくなってきたと指摘もされています。
 私達は労働者の連帯を取り戻すために、意識的に「まともな人間関係」を取り戻す努力がきわめて重要であること。また、長時間・過密労働で忙しい、疲れている、とあきらめたら組合活動が停滞します。多忙化に負けないで、工夫や努力をしながら団結を強めることを学びました。

東北
統一レジメ読み合わせ
「2交替制夜勤」の実際も学ぶ

 東北地方協では、毎年1月に春闘学習会を開催しており、本部からの単組役員研修会地方協版の提起を受けて、一講座を役員研修会としています。今年は1月25日(土)〜26日(日)、岩手県のつなぎ温泉で開催し、2単組・本部等含め19名が参加しました。
 統一レジメを参加者全員で読み合わせしました。「読み合わせ」という学習スタイルに戸惑いもあったものの、講師の話を一方的に聞くだけの学習会より全員がレジメに集中できたと思います。読み合わせの後、本部からの講師が、資料も使いながら補足説明をおこない、参加者からの意見交換をおこなって内容を深めることができました。
 「資料にあったように、日本だけが賃金が下がり大企業の内部留保が増えていることに怒りを感じる」や「困難にぶつかったとき、自分の頭だけで考えるのではなく仲間を信頼して、仲間に依拠して運動をすすめることが重要」などの感想が出されました。
 もう一つの講座では、「長時間勤務・2交替夜勤を考えよう。本当は看護師の使い捨て長時間2交替制」と題して、岩手県医労連特別執行委員の鈴木哲夫氏を講師に、2交替制夜勤反対のたたかいを学びました。

北信越
春闘情勢を中心に
「給与明細の見方」も好評

 北信越地方協は2月22〜23日、長野県の上田温泉において全日赤役員研修会「北信越教室」を開催しました。第1講座は「もう我慢しない!! 2014年春闘」と題して、日赤労働者857号をもとにしたパワーポイントで、春闘情勢と方針を再確認しました。
 第2講座は全日赤統一レジメ「組合活動の活性化をめざして」の読み合せを行いました。
 第3講座は、昨年長野単組で好評だった野村副委員長の「先輩ナースが教える給与明細の見方」を学びました。新入職員だけでなく執行委員の学習にもなると好評でした。
 フリートークでは、職場で起きている問題、組合活動で苦労している点などを意見交流し、2014春闘勝利、新歓の成功、次世代の役員づくりに向け「みんなで話し合わないと進まない」と意思統一しました。

中四国
仲間を信頼・依拠
組合活性化めざし運動強化

 中四国地方協は、2月22〜23日、岡山市内にて6単組・講師含め13人で中四国役員研修会を開催しました。日ごろ参加困難な松江乳児院から、また高知血液センターは青年代表の参加がありました。
 第1講義は、「組合の活性化をめざして」のレジメを読み合わせて討論しました。
 「執行委員をしていて運動の困難さを実感している」「95年以降の状況を見れば、組合に入らない原因がここにあった。現状はレジメに書いてある通り」などの発言がありました。
 「組合は労働者の味方、学習し知識を得、権利を主張でき、仲間の権利が守れる。執行部は仲間を信頼し、仲間に依拠して運動を進めよう」、「人が大切にされる病院にする。そのためには、職員が健康で良い医療が提供できる。自分たちの生活と権利とともに国民の医療に社会的責任を持つ運動」の追求が大切だということを確認しました。
 第2講義は、本部の河野書記次長を講師に、「変形労働時間制」の基本を学び、現場の労働時間管理ができているか、不備はないか―組合が追及できるようにと学びを深めました。
 第3講義は、安佐合同法律事務所の佐藤浩太郎弁護士を講師に「労働契約法の基礎」についてです。
 労働契約法の基礎と、今現場で起きている問題をどう闘うか学びました。法律は文章の読解が難しいですが、職員の相談にのったり職場の問題点を明確にしたりするためにも、法律を自分のものにしていくことが大切です。今回の研修が闘いの原動力になると期待したいと思います。

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