■東北地方協
賃金や春闘のこと新春に頭スッキリ
東北地方協では、1月26日から27日にかけて、岩手県つなぎ温泉で、毎年恒例となっている新春学習会を開催しました。
今年は本部が提起した地方協毎の単組役員研修会も兼ねることとし、初日に、本部の中村書記長による「労働組合の基礎知識と賃金の話」と題した研修会を行いました。また、全日赤の春闘方針についても説明があり意見交換を行いました。
2日目は、秋田県社会保障推進協議会の事務局長である佐竹良夫氏を講師に迎え、春闘情勢および社会保障をめぐる改悪の動きについて学びました。
政治情勢では保守二大政党制の破綻と第三極と言われた「維新の会」が大連立し、軍事大国化を目指すもとで「社会保障と税の一体改革」の名を借りて消費税増税とあわせ、「自助・共助・公助」を打ち出し、社会保障そのものの変質を目論んでいることを学びました。そして、その中で労働組合が果たす役割が重要であること、取り分け患者・利用者との連帯と産別結集が必要であることを学びました。
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