■医労連共済担当者会議
共済実務を丁寧に学ぶ
8月28日(土)オンラインにて全日赤版「医労連共済担当者育成学習会」を開催しました。講師に医労連共済の事務局員さんを迎え15単組26名(講師含む)参加をしました。
今年の新歓では医労連共済で新人向けの「助けあいアンケート」実施し、医労連共済を取り組んでいない単組から制度や共済実務についての関心や疑問が寄せられています。
今回の企画は、全日赤として共済実務を丁寧に学ぶ場を設け、既に単組で実務を担っている専従や組合役員はもとより、医労連共済を始めることを検討している単組組合員も参加し実務を深める取り組みをおこなったものです。
医労連共済は似ていますが民間保険とは異なり、労働組合法で認められた組合員の助けあい制度です。民間保険は莫大な宣伝費や代理店維持に経費が必要で、その費用は保険料(掛け金)に組み込まれていますが、医労連共済はそのような経費を必要としないので安い掛け金で、大きな保障を実現しています。
医労連共済には団結共済、単組が組織として掛ける組織共済、組合員が個人で加入できる個人共済があり、学習会では特に個人共済の内容と、加入についての実務を学びました。
加入には組合員本人と家族(子供・親まで)が加入可能で、加入を希望する場合に、必ず加入できる状態にあるかの確認が必要です。例えば、年齢や基礎疾患があるか等の健康告知があり、既往、治療中の傷病がある場合には加入の制限があります。また、年齢で加入できない場合もあるので自身や家族が加入できるのかを一度組合にご相談下さい。
個人共済では生命、交通、医療を組み合わせたセット共済を薦めています。学習会では、このセット共済を組む際のポイントや、人生設計にあった保障と掛け金の決め方、加入用紙の書き方をクイズ形式で楽しく学びました。
制度を知れば知るほど、非常に魅力的な共済ですが、単組では共済実務をおこなう必要があり、この実務に不安を覚える方、医労連共済を知りたい方は、是非、今秋に開催される医労連共済交流集会WEBへご参加下さい。
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