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機関紙「日赤労働者」

看護師web集会を開催
テーマごとに参加者で討論

 全日赤は、5月13日、看護師Web集会を開催し、9単組15名(本部含む)が参加しました。初めてとなるWeb集会では、事前に集約したアンケートよりテーマごとに参加者で討論しました。また、医労連共済の動画も上映しました。

Rプランについて

 参加者より、「4月から変更された内容を施設より説明がない」「施設に『説明するように』との要求をだす予定」など出されました。
 集会に参加した書記長から、本社団交での本社回答の内容など説明してもらいました。

勤務評定について

 勤務評定による賃金制度については、「勤務評定によって賃金があがると思っている人もいるが、そもそも全体として人件費抑制が目的なので勤務評定で賃金は下がると言える」「ラダーの評価であっても、人を評価することはむずかしいと感じる」「Rプランの勤務評定にラダーが活用されるのでは?」「ラダーの項目が増え、事前・事後のレポートもたいへんである」「自己研鑽のための研修は必要だが、ラダー取得のための研修でよいのか」など参加者より出され、患者のための研修内容の追求や労働時間内での研修機会をつくる必要があるとの意見もだされました。

職場の状況の意見

 職場状況での意見交換では、「コロナ患者を受け入れるために、各部署より人員が集められた」「他院でコロナを受け入れるため県内の結核患者が集まってきた」「コロナ病棟を作るため病棟が再編された」「コロナ患者が増えた時、一時的にECMOが残り一台となり、いのちの選択が迫られていた」「2回目のワクチン接種後の体調不良が多かった」などが出されました。

労働条件について

 労働条件については、「2交替夜勤中に仮眠が取れないが、時間外手当の申請はできるのか」や「夜勤人員が少なく業務整理が必要」との意見もだされました。また、「PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)は時間外労働をなくす目的で始まり、業務に追われ、患者と向き合う時間が取れず、モヤモヤしている」との発言に、看護のやりがいを見いだせず、業務をこなさないといけない現状を共有しつつ、「15分あったらどんな看護がしたいのか」を参加者で出し合いました。「清潔ケアをしながら、普段できていない患者さんと話がしたい」「ひげそりをしたい」「口腔ケアをしたい」「明日、患者さんに爪を切る約束した」「爪切りをしたら『今晩は、きれいになった爪を見ながら休むわ』と言ってもらったことを思い出した」などなど、出されました。仕方がないで諦めるのではなく、私たちのしたい看護をするためにも、職場環境をよくするためにがんばりたいと思いました。
 参加者からは「やはり看護を語るはいいですね」「5年目以下の看護師との語り合いがしたい」「自分の看護を再認識する集会に参加したい」などの感想がありました。ご参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。次の機会も設けたいと思いますので、次回の参加をお願いします。

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