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 新しい年度が始まった。新型コロナの緊急事態宣言が解除されたが、事態か収束した訳ではなく、終わりの見えない閉塞感が続いている▼最近、興味深い本を読んだ。『AI vs.教科書が読めない子どもたち』新井紀子【著】である。大規模な調査の結果わかった驚愕の実態―日本の中高校生の多くは、中学校の教科書の文章を正確に理解できない。多くの仕事がAIに代替される将来、読解力のない人間は失業するしかない…という衝撃的な内容。著者は『東ロボくん』と名付けた人工知能が東大合格を目指すチャレンジをした数学者▼これまでも発明や新しい技術の登場で仕事がなくなる歴史を人々は繰り返してきた。私が子どもの頃は駅員が切符を切っていたが自動改札に変わった。銀行の窓口に並ばなくてもATMで預金が引き出せるようになった▼しかしAIにもできない仕事があるという。その「残る仕事」の共通点はコミュニケーション能力や理解力が求められる仕事や柔軟な判断力が求められる看護・介護のような肉体労働が多いという▼コロナ禍で介護・福祉・保育の分野に従事するケア労働が社会の根幹を支える重要な仕事であることが認識されるようになった。自らの仕事に誇りを持ち、働き続けられるより良い職場を目指したいと思う。(Ig)

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