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機関紙「日赤労働者」

NO勤務評定
(1)勤務評定による賃金制度はチームワークを壊す

 会社組織の中で、人材を育て、そのスキルを上げることで会社全体の組織力向上につなげることは、組織の維持発展にとり大変重要であり、そのために評価制度は必要であると使用者側は主張し、労働者側もきちんと評価して欲しいと望んでいます。本社が提案している務評定は、人材育成に寄与するものでしょうか。
 本社は、社会環境の変化や国の施策をあげ、「少子高齢化の進行で社会保障費を削減、医療費削減、ベッド数縮小、定年延長、非正規雇用の無期転換」等の内容を述べています。そして経営環境について「社資減収、病院経営の赤字、人件費の高騰」との現状をあげ検討の視点として、(1)限りある賃金原資の効果的な活用、(2)適正な人件費の確保、(3)魅力ある処遇、をあげています。

 本社看護部長は団体交渉で成果主義は必要だと言いました。それは「すべてのスタッフの賞与支給率や給与改定率を同じにすると、スタッフは『頑張っても意味がない』とやる気が低下していく」との考えからのようですが、勤務評定による賃金制度(成果主義賃金)は、チームワークで力を合わせて患者のための医療・看護をおこなっている職員間に賃金格差を持ち込み、チームワークを壊すものであり、労働者にとって「魅力ある処遇」にはなりえないことは明らかです。

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