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機関紙「日赤労働者」

2・8Web本社要請行動

 全日赤は、2月8日13時30分より12単組22名(本部含む)が参加し、賃上げ・労働条件改善および勤務評定による賃金反映反対など、Webによる本社要請行動をおこないました。冒頭で事前に収録した「訴え動画」を上映しました。

参加者の発言要旨(抜粋)
賃下げ・手当削減反対

 「コロナ対応でがんばっている。賃上げは必要」「薬剤師業務の加算など施設収益に貢献している。院外薬局へ引き抜かれ人材確保ができない。早急の処遇改善が必要」「保育士賃金は低く役職者も少ない」「人工透析作業は、集団感染を起こしやすい治療環境であり血液暴露も受けやすい。手当廃止は職員のライフプランに大きな影響を与える。職員のモチベーション維持のためにも手当は必要」

勤務評定による賃金反映反対

 「上司が一人ひとりを万遍なく観察して公正に評価することは不可能。コロナ禍のなか必死に患者の命に向き合っている現場の職員にどこまで負担をかけるのか、いい加減にしてほしい」「新人・中堅・ベテランそれぞれに重要な役割がありチームで働いている。資本の原理で競争原理を持ち込むこと、利潤を求めることはケアをする現場にそぐわない」「Rプランに反対している職員も多く退職を考えている中堅も多い。人手不足に拍車がかかる」「一時金も減らされ、勤務評定の話まで出てきて退職も検討している」

働き続けられる職場を

 「新型コロナに感染した職員が安心して職場復帰できる環境作りを指導してほしい」「子育て中の職員が働き続けられるよう育児短時間勤務を小学校低学年まで認めてほしい」「終業時刻より遅い『退勤時間目標20時!!』の職場がある。職種によっては時間外労働手当請求が制限されている」「コロナワクチン接種にかかる手当を新設してほしい」「コロナ病棟で2交替夜勤をしている。夜勤労働者の働かせ方を考えてほしい」

本社の態度

 本社は「適切な管理は各施設でおこない、相談があった場合には対応している。勤務評定を入れることでチームワークが乱れるとの意見があったが、勤務評定によってチームワークが乱れるというような話は聞いたことがない。令和4(2022)年度実施を目指してという形となるが引き続き協議をしていきたい」とコメント。
 全日赤は「勤務評定がチームワークを乱すと訴えてきた。団体交渉の場でもハラスメントをするような人にまともな評価がされると思わない」と強調しました。

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