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機関紙「日赤労働者」

21春闘臨時大会
妥結と21年春闘方針決定

 全日赤は2月6日東京・日本医療労働会館をメイン会場にオンラインで、「全日赤2021年春闘臨時大会」を、代議員85名と地方協議長・傍聴者・本部役員等を含め全体で112名の参加で開催しました。

 本部は、Rプラン交渉の現到達点での妥結について「昨年のあっせん作業を経て、退職金・手当関係と俸給表にかかる部分を分けさせ、勤務評定による賃金反映を先延ばしさせ交渉・追及時間を確保した。削減される手当も多く不満は残るが、本社を縛る協定がない状態では一方的に労働条件を変えられてしまうので、現段階で協定を結び、削減される手当の復活を要求し新たに交渉する」と提案しました。また本部は、春闘方針・春闘統一要求・一時金の基本額の妥結基準、ストライキ権の確立についても提案しました。

賃上げ要求3万円、体系是正含め4万円

 2021年春闘賃上げ要求額は、要求アンケートの平均要求額と医労連要求額から本俸一律3万円、その体系是正で4万円要求としました。
 医労連の要求は生計費原則に基づく要求であり、アンケートの賃金不足平均額からも4万円賃上げは、職員の切実な要求と言えます。

新たな要求で追及する

 討論では「Rプラン」に対する質問や意見が多くだされました。特に、「薬剤師は診療報酬上で加算をとり施設収入に貢献している。このままでは人財が確保できない」、「人工透析作業手当の廃止は認められない」、「大改悪は受け入れられない」、「今後コロナワクチン接種が始まるが薬剤管理など接種に関わる業務に手当を付けてほしい」、「訪問看護師の特殊勤務手当を要求してほしい。また、新型コロナ特殊勤務手当の増額は必要だ」、「一時金は本社本部間での基本額(最低基準額)の底上げをしてほしい」「扶養手当は高所得者でなく選べるようにしてほしい」など意見が出されました。また、「コロナ病棟で2交替夜勤が施行され休憩時間が90分しかない」「移動採血の運行計画は8時間以上になるため60分の休憩が必要」などの労働条件に関する発言もありました。
 組織拡大強化の課題では、松江単組より「連続拡大204ヵ月更新」、長野単組の「なぜ組合があるのか、なぜ必要なのか説明する脱退防止の取り組み」などの報告もあり、伊勢単組から「Rプランの大改悪を一定押し戻した全日赤の成果を強調すべき」との意見もありました。
 総括答弁では「統一要求に対する意見については、コロナ関係の全職員のPCR検査およびコロナ手当増額は今回の統一要求に盛り込む。出された要望については要求化する方向で検討する。Rプラン学習会用の動画を臨時大会後に作成し発信する。『いのち署名』については取り組み集中日や単組の集約点検強化をおこなう」とまとめました。提案された議案(補足議案含む)に対し、質問を含め44名が発言し、採決では反対・保留がありましたが賛成多数で可決されました。また、春闘統一要求に対するスト権の投票は、臨時大会出席代議員による通信投票で確立しました。

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