■Rプランの撤回を目指して
働き続けられる職場をつくろう
1月30日の団体交渉で、本社より提案された「新たな給与制度等の構築(Rプラン)」。Rプランは、勤務評定による賃金制度の導入を根幹として、俸給表の再編・引き下げであり、断じて許すわけにはいきません。また、各種手当の見直しも「抗がん剤調製作業手当」の新設など要求を聞き入れたものもありますが、大半は要求に反して人件費抑制のための大改悪となっています。職員は、コロナ禍で必死に感染拡大を防ぐため奮闘しており、全日赤は、日赤内の他労組である日赤労組との共同声明と「Rプラン撤回署名」1万2千筆あまりを本社に提出し、交渉の先送りも追及してきましたが、本社は全日赤の要求を受け入れませんでした。
全日赤は、引き続き勤務評定が医療・福祉の職場には馴染まないことをしらせつつ、春から取り組んでいる「Rプランによる改悪反対。大幅賃上げと賃金改善を求める職員・家族署名」を継続し、本社が撤回するまで奮闘します。
署名の取り組み強化
「Rプランによる改悪反対職員・家族署名」の集約状況は現在1万6千余筆です。各単組は引き続き取り組みを強化し、集約した署名は本部に送付してください。
Rプラン反対ワッペン
例年、秋年末闘争で医労連に結集して秋闘ワッペンを着用してきましたが、今年度は、Rプラン反対を掲げて独自ワッペンを作成し、秋年末闘争の前から着用することとします。
今回のワッペン闘争は、既に届け出ている春闘要求にかかるストライキ権の範囲で実施するものです。
Rプラン反対学習会
各単組にてRプラン反対学習会を開催します。そのための学習会レジメと資料集を本部が用意しますのでご活用ください。
また、ウェブ学習会の開催なども検討します。
ウェブ本社要請行動
10月12日(月)に予定している本社要請行動は、中央委員会を中止としたため全国から集まっての本社要請はおこないません。
しかしRプラン反対の職場の声を届けることは重要であり、本社要請行動はZoomを使ったウェブ要請行動を予定します。
職員の生の声を本社に届ける「寄せ書き」「一言メッセージ」と「訴え動画」
職場の生の声を本社に届けるため、従来から取り組んできた「寄せ書き」や「一言メッセージ」に取り組みます。加えて、技術的な問題を含めウェブ本社要請行動に参加できない単組は、事前に「訴え動画」を収録し本社要請行動で映します。
県医労連同席の施設要請行動
各単組は、10月末までに県医労連同席のもと施設要請行動を計画し、本社に対してRプランの撤回もしくは4月実施の見送りを上申するよう追及します。
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