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機関紙「日赤労働者」

大会宣言

 全日赤は、7月5日から7日、静岡県焼津市において第74回定期全国大会を開催しました。大会には、代議員・オブザーバー・役員等130名が参加し、活発な討論を経て2019年度運動方針を確立し、新役員を選出しました。

 この大会は今後の日本の行方に大きな影響を及ぼす参議院選挙まっただ中での開催となりました。消費税増税、社会保障の切り捨て、そして憲法を改悪して日本を再び戦争のできる国にするのかどうかが問われる選挙でもあります。私たちは、各党のかかげる公約と過去の実績・対応についてしっかりと見極め、決して棄権することなく一票を投じることが求められています。

 大会では、賃金・一時金闘争について活発な討議が行われました。施設の赤字攻撃を跳ね返し、生活をまもるため、断固とした態度で臨むことが決定されました。賃金や労働条件は、私たちが人間らしく生き、健康で働き続ける上で大きな要素となります。年休についての本社提案に対しては夏期休暇を残しつつ、5日以上の年休取得促進をめざし追及するたたかう方針が確立しました。医療や福祉の職場では人手は欠かせません。大幅増員・夜勤改善をめざし、広く世論に訴え、さらに運動の輪を広げていきます。

 大会では、数多くの発言を通してハラスメントや過酷な職場実態のなかで働くものの権利を守り、要求実現をめざして懸命に奮闘している単組の姿が浮き彫りになりました。給食部門を直営に戻した富山単組の取り組みや、執行部が中心となり組合員を巻き込んだ新歓や継続した組織拡大への取り組み、さらに地方協ごとでの相互支援などは参加者を励ましました。

 大会では、2023年7月の第78回全日赤定期全国大会までの「第7次組織拡大強化4カ年計画」を決定しました。働くものにとって数は力です。要求実現へ最大の力となる組織の拡大・強化をめざし、単組・地方協・本部が一丸となって全力で奮闘しましょう。

 大会では、この8月に北海道で開催されるアクト・イン・サマー、そして来年秋の山梨でのリブ・ヤングの成功をめざして、全国への積極的な呼びかけが行われました。それに応え、次代の組合の担い手を育てるためにも、積極的に青年を送り出していきましょう。

 私たち全日赤は、憲法が活かされる平和な日本、だれもが安心して暮らせる世の中、人間らしくいきいきと健康で働き続けられる職場、働きがいのある明るい職場づくりをめざし、この一年さらに団結を強め、大いに奮闘するものです。

 以上宣言します。

2019年7月7日
全日本赤十字労働組合連合会第74回定期全国大会

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