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機関紙「日赤労働者」

2/7、8
看護要求実現交流集会
ナイチンゲールの言葉から始まる要求前進の心がまえ

 2月7日〜8日、日本医労連「看護要求実現交流集会」が愛知県蒲郡市で開催され、124名(内全日赤は4名)が参加しました。記念講演は「労働組合ってすごい〜いきいきと働き続けられる職場をつくるために」と題し、岡山県労働者学習協会の先生のお話を聞きました。講師は看護学校でも哲学の教鞭をとっているとのことで「仕事場については、労働者は健康が唯一の資本であることを忘れてはならない。清浄な空気は『労働組合』いやストライキに匹敵する価値がある」とのナイチンゲールの言葉から始まりました。そして、労働組合を考える角度として生活の質が大事で「ゆとり」で自分らしく生きる条件が広がるので、労働条件にこだわることが大事とのこと。また、看護闘争の歴史を学び、先輩方が交渉で勝ち取って、労働条件を改善させてきたことを伝えていくことも重要であると。私たちはみな、労働組合活動の初心者なので語り合い、成長することができることを学びました。
 学習講演では「労働者のための働き方改革をめざそう」と、全労連常任幹事より、時間外労働規制に絞った法律の解釈や労働者代表の役割や労働組合の対応など学びました。分散会では、ペアトークとKJ法を活用した職場要求(増員や賃上げなど)と状況分析(なぜ問題がおこっているのか、問題が改善するとどうなるのかなど)、具体的な行動を討論しました。

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