■医労連 看護要求実現へ交流集会
9月4〜5日、日本医労連「2018年看護要求実現全国交流集会」がおこなわれ、全国から165名(内、全日赤は12名=県医労連からの参加も含む)が参加しました。
初日は、元日本医労連執行委員長から「看護闘争を前へ〜これまでのたたかいから学ぶこと」と題し、「2・8闘争(1965年夜勤は複数月8日の人事院判定をださせる)」、「ナースウェーブ(1989年より始まる看護師の増員・労働条件改善の取り組み)では540万筆の増員署名で国会を動かし、看護師確保法の制定(1992年)」など、医労連の運動が看護師確保の法律をつくらせた歴史を学びました。
その後、医労連看護対策事務局長より「基調報告」があり、特別報告として、徳島県医労連の「2交替夜勤撤回のたたかい」、全労災の「夜勤協定を守らせる運動」、長野県医労連「署名推進のとりくみ(初めて署名活動に参加する新人のために声かけ方など寸劇で分かりやすく紹介していることなど)」の報告がありました。
2日目は、6つの分科会・分散会(@夜勤改善について、A署名推進、B特定行為・目指すべき看護)に分かれ、職場の状況や労組の取り組み、目指すべき看護とは、など討論を深めました。
患者さんや利用者さんによりよい看護をおこなっていくためにも、夜勤などの労働条件を改善するためにも増員は不可欠です。職場のリアルな実態をつかみ、より多くの人に伝え、世論をつくっていくことが大事です。
全国でおこなわれている「いのちまもる地域キャラバン」への参加し、職場・地域での署名活動に大いに取り組み、職場での増員と夜勤改善を勝ち取りましょう。 |