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機関紙「日赤労働者」

医労連 看護要求実現交流集会

 2月7日〜8日、日本医労連「看護要求実現交流集会」が滋賀県大津市で開催され、127名(内全日赤は8名)が参加しました。記念講演は「働くルールを守って、看護労働を〜過重労働・サービス残業をなくす〜」と題し、きたあかり法律事務所の島田度弁護士のお話を聞きました。KKR札幌医療センターの新人看護師の過労自死事件の事例を通し、医療の労働実態の問題点を指摘されました。自己研鑽・能力向上への圧力と残業代不払いが常態化し労働者に責任を負わせる職場風土となり、さらに長時間労働で生き残った先輩職員たちが企業文化をより強固なものとすること、まさに「ブラック企業」状態と分析。同じ悲劇を繰り返さないためにも、個人として、労基法を知ること、過労死ラインを知ること、自分の身体の状態を知り、「ちゃんと」弱音を吐く、「ちゃんと」逃げることが重要とのこと。また、職場では、施設に時間外手当をちゃんと支払わせること、有給休暇や休憩をちゃんと取れる職場にすること、そして、サービス残業や長時間労働を許さない社会を創っていくことが重要と述べられました。「一人の我慢が、次の悲劇を生む」との言葉にはっとしました。
 その後、3つの分散会と3つの分科会(@初参加者・初心者対象の基礎講座、A訪問看護、B『て・あーて』の実践)に分かれ、討論を深めました。

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