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機関紙「日赤労働者」

関西労教協中田進氏招き 全日赤春闘学習会を開く

 2月4日から5日、全日赤2018年春闘学習会を開催し、28単組本部含め延べ57名が参加しました。
 第1講義は「労働組合とは…基礎講座」と題し関西勤労者教育協会の中田進さんの講義で、働くとは@患者・利用者の立場に立って仕事で役に立つ、A先輩や患者から学び仕事のなかでの成長する、B家族と自分の生活を支えること、労働組合はなぜできたのか、役割・期待されることはなどわかりやすく話していただきました。参加者からは「難しい内容だったが分かりやすかった」「組合の大切さが身にしみた」「元気がでた」との感想がありました。

  新歓の取り組みの特別報告は、長野単組の箕輪さんから「長野単組の歓迎会」について、単組での新歓行事(スイーツバイキング)の事前準備や注意事項など、人間行動学を活用し工夫したノウハウを報告してもらい、長崎単組の原田さんからは「労働組合のメリット・デメリット」と題し、新入職員に向けて組合の説明のデモンストレーションをおこなってもらいました。参加者からの質問にも丁寧に答えていただき、内容がより濃いものになりました。
 その後、本部組織部から医労連発行の「新歓マニュアル」を使い、新歓を成功させる意思統一をおこないました。参加者からは、「新歓のノウハウがよくわかった。加入率アップにつなげていける工夫がいろいろ考えてあってすごいと思った」「各単組の工夫点、反省点が参考になった」「新歓のアイディアをいただいた」「具体的で実践に取り入れやすいと思った」「人の行動を考えて計画しているのは素晴らしい」と大変好評でした。

 第2講義は「労働安全衛生委員会活動」で、4つの班に分かれた参加者は職場の衛生委員を中心に、「時間外労働」と「36協定」のテーマで話し合い、ロールプレイング形式(模擬衛生委員会)で学びました。参加者からは「タイムリーな課題で臨場感もあった。事前に労働者委員も準備して労安にのぞみたい」「事例に沿ったグループワークだったので良かった」「様々な意見が聞けて良かった」「実際に活動する時の流れがわかってよかった」との感想がありました。

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