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機関紙「日赤労働者」

模擬団交で「難しさ」実感
長崎 単組役員研修会

 2017年11月22・23日、長崎「やすらぎ伊王島」で単組役員研修会が開催されOG・本部含め25名が参加しました。新しい執行委員も多く、まずは夕食会で交流を深めました。1日目は夕からの開催で勤務後の参加者も多かったため、温泉と食事でリフレッシュし、2日目朝から研修をおこないました。
 定例執行委員会で秋年末闘争の途中経過報告や各集会参加者からの感想を出し合ったあと、本部から「本部・地方協・単組それぞれの役割や連携」「全日赤全体の組織規模」などについて説明しました。
 模擬団交は、今秋年末の独自要求を項目分けしてグループをつくり、四役が施設側役、他参加者が労働者側として実践しました。
 参加者からは「施設側の意見を聞きながら交渉することの難しさを感じた」という感想があり、施設側役からは「多数を前にして圧倒された。発言できないとしても団交には参加してほしい」との感想が出ました。
 次に、2017年度共済交流学習集会に長崎から参加した執行委員より共済・慶弔給付金について説明がありました。慶弔があることを知らない方もおり、定期的に細かい説明が必要であると感じました。
 今年も前執行委員長らOG3名との座談会をおこないました。「現代の風潮をみても上司にまっとうに意見をしづらいような雰囲気がある」と前置きした上で、「それでも長い歴史のなかで組合が要求や意見を訴え続けた結果、労働条件は改善されていった、ものを言える組織は組合しかない、働きやすい職場でなければ良い人材は育たないし、すぐに職員が辞めてしまっては質を担保できないような病院になってしまう。労使がお互いの視点から意見をしあって良い労働環境になっていくので、自信を持って組合活動を頑張ってほしい」との言葉がありました。
 今回の研修は、さまざまな視点で組合の役割・実践まで幅広く学ぶ機会となり、組合の意義を理解してもらうことは活動を盛り上げるモチベーションにもつながると感じました。また、参加型の研修であったため、発言が偏らず初参加の方も職場の実態などを出してくださり充実したものになったと感じました。長崎は入職2年目から3年目ほどで職場の執行委員になることが多く、1年〜数年間執行委員を勤めたのち、次へバトンタッチするという形態を取っていますが、交代した後も組合の必要性を理解して職場のなかで加入の声をかけるなど大きな力となっています。執行委員長からの「今後も定期的に研修会を実施し多くの方に組合の良さを分かってほしい」とのあいさつで終了しました。

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