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機関紙「日赤労働者」

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 秋晴れの10月、地元の自転車イベントに参加しました。初級コースは50km、初参加の私には未知の距離です▼朝8時スタート、高原の気温は1桁です。最初の10kmは下り坂で、ペダルを漕がなくてもどんどんスピードがついてきます。身体は温まるどころか冷える一方で、手はかじかんで痺れてきました。ガタガタ震えながら進むと今度は急に上り坂に変わります。すぐに息が上がって苦しくなってきましたが一番軽いギアでゆっくり上り、なんとか折返し地点に到着しました▼つかの間の休憩の後、今来た道を戻って行きます。紅葉の景色を楽しみながら、黙々とゴールを目指しペダルを漕ぎますが、途中の道路標識に愕然としました。本来通るべきコースではないのです。分帰路の係員が間違った道を案内したようです▼もう楽しくもなんともありません。だんだん膝が痛くなり、漕いでも漕いでも進んでいる気がしません。ついに立止まり小休止。そんなことを何回も繰返すと、やっと遠くにゴールの旗が見えてきました。すでに体力の限界でしたが、ゴールだけはガッツポーズで潜り抜けました▼目の前の困難に立ち向かうとき、先を見すぎてしまうと進めません。時には立止まる勇気も大切でしょう。そして仲間が、なによりの励みになるのです。(Kb)

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