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機関紙「日赤労働者」

いまこそ核兵器廃絶の道を
原水爆禁止2017年世界大会

 8月7〜9日、長崎市内で、原水爆禁止2017年世界大会が開催され約7000人が参加し、全日赤も代表参加しました。被爆72年の今年は7月に国連会議での核兵器禁止条約が採択され、条約交渉会議をリードしてきた国連軍縮担当上級代表をはじめ、被爆者、長崎市長、各国政府・海外代表、国内の反核・平和団体、国民大行進者などがスピーチし、禁止条約を力に核兵器廃絶に進む決意が述べられました。
 主催者あいさつをした世界大会実行委員会議長団の安斎育郎氏は「核兵器禁止条約はパワフルな条約だが、条約をパーフェクトにするために、核保有国と同盟国の政策を変更させ、核兵器廃絶の道を進もう」と述べました。国連軍縮担当上級代表は「核兵器禁止条約は核兵器に依存する国々への警鐘であるといえる」と語りました。また、「条約の核心は核兵器を否定し、それを国際法として成文化した点にある」と指摘。そして、「国連は核兵器のない世界という目標へ具体的な歩みを進めるため、すべての国々や市民社会と協力し、いっそう努力したい」と力強く発言しました。
 8日には、長崎市内各地で核兵器禁止条約実現のもとでの運動、憲法9条、被爆体験の継承・実相の普及、沖縄との連帯など多彩なテーマでの分科会や国際交流フォーラム、特別集会、階級別・分野別交流会がおこなわれました。核兵器廃絶をめざす国内外の草の根運動の経験交流の第1分科会では、核兵器禁止条約についての交渉の経過が紹介され、自治体ぐるみの「核廃絶署名」のとりくみの経験が報告されました。また、「核兵器を使われた国が、なぜノーと言えないのか?」と核兵器禁止条約に参加する政府をつくる重要性が強調されました。
 8日の夕方には、医労連の産別交流会が開かれ、核兵器禁止条約交渉会議・ニューヨーク行動の報告学習会がありました。
 9日の閉会総会では、禁止条約交渉会議のエレン・ホワイト議長から「みなさんのリーダーシップを頼りにしています。私の決意は揺らぐことはありません」とのメッセージが紹介され大きな拍手がわきました。
 8月3日から広島で開催された原水爆禁止世界大会国際会議で、赤十字国際委員会の総裁から連帯のメッセージが届けられたことが発表されました。

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