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機関紙「日赤労働者」

大会宣言

 全日赤は、7月8日から10日、愛知県三河三谷において第72回定期全国大会を開催しました。大会には、代議員・オブザーバー・役員等145名が参加し、活発な討論を経て2017年度運動方針を確立するとともに、新役員を選出しました。

 安倍政権は共謀罪を強行採決させ、「働きかた改革」の名のもと、医療・介護・福祉の営利化や患者・利用者・国民への負担増、年金・生活保護の切り下げなどの社会保障・社会福祉制度解体、労働者・国民のいのち・くらしを破壊する政策を推し進めています。

 こうした厳しい情勢のもとで開催された今大会では、多くの単組から職場での粘り強いたたかいが報告されました。今回、9年ぶりにストライキを実施した単組や、ストライキを意識しながらの80名団交を実施した単組など、組合の原点に立ち返り、統一した要求をもって一致団結してたたかうことの大切さが強調されました。各単組の一時金闘争、労働時間管理ガイドラインを活用した不払い残業一掃の取り組み、業務委託反対運動のたたかいや、「特定行為に係る看護師の研修制度」について、日赤の状況も報告されました。
 組織拡大強化については、組合員や非組合員にも伝わるような取り組みが必要であり、まずは声をかけることの大切さが話し合われました。また、次代を担う青年部活動の活性化が強調され、次年度、島根県で開催されるリブヤングの成功に向け、全単組が奮闘することが確認されました。
 今大会では、九州ブロック血液センター結成の報告がなされました。さまざまな労働環境の実態を出し、意見を出し合う事の重要さを改めて感じることができました。
 職種や施設を越え、日赤で働くなかまが助け合う場として、全日赤が存在する意義を再確認しました。

 赤字を理由とした賃金労働条件の引き下げが強まるなか、署名・本社への一言メッセージ運動や組合員総対話行動、幅広い宣伝行動など断固たたかう方針が決定されました。2017年賃金確定闘争では、現場で必死に働く職員に目を向けさせ、真に「職員の生活を守る」姿勢に立った賃上げ回答を求めていきます。

 私たち全日赤は、憲法が活かされる平和な日本、だれもが安心して暮らせる世の中、人間らしくいきいきと健康で働き続けられる職場、働きがいのある明るい職場づくりをめざし、この一年さらに団結を強め、大いに奮闘するものです。

 以上、宣言します。
 2017年7月10日
 全日本赤十字労働組合連合会第72回定期全国大会

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