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機関紙「日赤労働者」

はじめまして全日赤です。
就職おめでとう

 全日赤は、正式名称を全日本赤十字労働組合連合会といい、全国の日赤施設に働く労働者でつくっている労働組合です。1946年に結成されました。

労働組合って、なんでしょう?

 働く者を守るのが労働組合です。賃金・労働条件の改善をめざして要求を実現していくのが労働組合です。さらに、私たち医療・福祉の職場の労働組合では、良い医療、良い看護、良い福祉を実現するための運動もおこないます。

もしも、労働組合がなかったら?

 職場では、長時間過密労働がまかり通っています。ただ上から言われるがまま黙って働いていたら、職場は一層厳しい状態になるでしょうし、患者へのしわ寄せも一段と強まるでしょう。
 1日8時間労働や年次有給休暇、生理休暇、夏休みなど今日ある労働条件は、先輩たちが長い時間をかけて、たたかいのなかで一つひとつ改善してきたものばかりです。

労働組合は、なにをするの?

 「一人はみんなのために、みんなは一人のために」これは労働組合の存在意義を端的に表現する言葉です。一人ひとりが力を寄せ合うことによって仲間の利益を守り、そして自分の身も守れます。あなたが組合に入るというはじめの一歩を踏み出すことが、仲間への大きな励ましとなり、大きな力となるのです。青年部などの活動やレクレーション、看護講座や医療研究集会など医療・看護について学びあう機会もたくさんあります。そして日赤だけでなく日本中の働く人たちと交流できる機会もたくさんあります。また、「労働金庫」や「医労連共済」などは組合員しか利用できません。

みなさんの組合加入を、心から呼びかけます

 「毎日いきいきと明るい職場で働きたい。そして医療労働者として、患者さんや利用者から喜ばれる仕事ができて、働きがいも得たい」そういう思いを実現していくのが労働組合なのです。働く者にとって数は力です。みなさんも、ぜひ、全日赤に加入してください。組合員一同、みなさんの加入を心からお待ちしています。

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