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機関紙「日赤労働者」

働き続けられる職場へ
2016年秋年末闘争を全力でたたかおう
10月10日〜11日 全日赤2016年度単組・地方協代表者会議

 全日赤は「単組・地方協代表者会議」を日本医療労働会館2階会議室で、28単組47名の参加で開催しました。
 中央執行委員会を代表し中村健一書記長が賃金妥結提案と秋年末闘争のたたかいの補強を提起しました。また、役員選考委員会を経て、中央執行委員の2名の補欠選挙の公示がされました。

賃金・労働条件について

 討論では、賃金について「重点支援病院では施設も古く、配管やパソコンが壊れても姑息的な修理しかできない。頭側のベッド柵が外れ、組合員がケガを負った」、「豪雨で天井が落ちた。漏電の心配もあるが、院長は電カルを入れると宣言している」、「赤字や施設改修を理由に、秋年末闘争も厳しいたたかいを強いられると思うが、要求を持つ人に依拠していきたい」など出され、施設の赤字宣伝に惑わされず、労働者の生活実態、働きに見合った一時金などを求めていくことを確認しました。
 労働条件の課題では「当直で3次救急していることは違法状態」、「新人が時間外請求すると師長より『新人なのに取るんだ。ふーん』と言われ請求を取り下げた」、「看護必要度を取るため病棟再編がおこなわれ、スタッフに負担がかかっている」、「夜勤は8時間が基本だが、正循環に持っていくことは難しい」、「正循環夜勤で勤務したら身体は楽。体験しないとわからない」等、ルールづくりが求められていることが強調されました。

組織の課題について

 組織拡大・強化の課題ではわくわくの日の取り組みについて、退勤時間調査やスイーツバイキング、医労連共済の説明会などの計画がだされ、声をかける人を増やしていく重要性が語られ、全組合員が、組織拡大に取り組む日と位置づけることを意思統一しました。

要求提出は10月21日、回答指定日は11月10日

 単組の要求提出日と争議予告日は、10月21日(金)です。回答指定日は11月10日(木)です。本部本社団交は、11月10日におこないます。各単組は回答指定日までに団体交渉を設定し、単組要求の実現を施設に迫ります。

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