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機関紙「日赤労働者」

5/28、29 看護学習交流集会開く 理論や技術を伝授

 5月28〜29日、医療労働会館会議室で、看護学習交流集会をおこない、9単組17名が参加しました。
 初日の学習会「てあーてを実践しよう」では、大津単組の中小路さんが「てあーて講座」で学んだ理論や習得した技術を伝授してもらいました。講義だけでなく、オリーブオイルを使ったマッサージ、タッピングタッチや太極拳を使った呼吸法、スライディングシートを使った移動など盛りだくさんの内容でした。また、新しい認知症ケアの「ユマニチュード」のDVDの視聴もおこないました。より現場に近く、実践的な学習内容でした。
 基調報告では、夜勤実態調査結果の報告や看護助手業務アンケートと交流集会でも問題となった看護業務のうち「入浴介助」、「輸液中患者の車イスの移送」、「オムツ交換」、「食事介助」について専門職としての看護師の立場や、医療安全の立場から考えていこうと提起しました。また、特別報告として広島単組の三上さんより「従軍看護婦からのメッセージ」と題し、報告をしてもらいました。
 夕食交流会では、自己紹介をしながら、学習会の感想や職場の実態を話してもらいました。
 2日目は、ワールドカフェ形式のディスカッションをおこないました。ワールドカフェとは、会議室で日々繰り返される機能的な会議よりも、「カフェ」でおこなうような、オープンで自由な会話を通してこそ、活き活きとした意見の交換や、新たな発想の誕生が期待できる、という考え方に基づいた話し合いの手法です。今回は、「私のやりたい看護とは」というテーマで話し合いました。自分の看護観や体験を通し、「業務に追われ、機械的に患者と対応しているのでは」とか「患者の個性や生活基盤や家族を含めて看護したい」などなど思いが出され、「看護するための人手を増やしたり、夜勤を改善したりしないといけない」との意見もだされました。それぞれが立ち止まって「看護」を考える機会になったのではないかと思います。

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