■3単産署名提出行動 全国から248名「白衣のアピール行動」 一日奮闘し、127万筆積み上げ
5月19日、日本医労連が3年計画で取り組んできた「夜勤改善・大幅増員署名」の国会議員要請・署名提出行動を自治労連・全大教とともにおこないました。
全国から248名(全日赤は本部・中執含め15名)が参加し、意思統一集会、国会議員会館前「白衣のアピール行動」、国会議員要請と一日奮闘しました。3年間で請願署名127万5398筆を積み上げました。
日本医労連中野中央執行委員長は集会で、3年間の成果と課題を以下のように報告しました。
成果として、(1)2013年「6局長通知」発出、(2)2014年通常国会で勤務環境改善を含む医療法改正、(3)2015年厚労省が初めて病院の勤務環境を調査し、国会答弁で厚労大臣は「厳しい環境を認識し、改善の必要性を強く認識した。今年も調査する」と答弁しました。今年の診療報酬改定では、充分ではないが、インターバル11時間以上や正循環などの評価が入り、現場実態を訴えてきた成果。自治体決議は、看護296・介護225自治体で改善決議が採択され、紹介議員は100名を超え、野党共闘も広がり、介護・保育の処遇改善など13法案が共同提出され、政治の在り方が職場や社会保障に大きくかかわることが実感できる運動となったこと。今後の課題として、(1)インターバル規制と労働時間規制で夜勤改善と負担軽減を具体化させる、(2)大幅増員と社会保障制度の充実を図ることと強調しました。
人間らしく働き続けられる職場を目指し、今後も奮闘しましょう。 |