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機関紙「日赤労働者」

2016年春闘方針を満場一致で決定
2015年度 第1回中央委員会

 全日赤は2月6日〜7日、東京・日本医療労働会館にて、「全日赤2015年度第1回中央委員会」を、中央委員43名と地方協議長・組織拡大強化推進委員・傍聴者・本部役員等を含め全体で76名の参加で開催しました。

 中央委員会ではまず、中村健一書記長が2015年秋年末闘争の総括及び2016年春闘方針・春闘要求、スト権の確立について提案をおこないました。
 提案された議案に対し、参加者からは、「一時金削減回答に対し全国からのFAXや職員署名で押し戻した」、「新執行部体制で初めてスト権を確立。一時金の署名数は職員の過半数を超え、『みんなの士気をさげたくない』と施設回答を動かした。組合が動き勝ち取ったことが大きな自信となった」や「戦後まもなく結成された全日赤の歴史からも再び白衣を戦場の血で汚さない決意が大事」など、発言がありました。討論のあと、本部から「出された要求はしっかり受け止め議論する。ワッペン闘争の良い議論ができた。ワッペンに対する施設からの攻撃には毅然としてたたかう」と総括答弁がありました。議案は満場一致で採択され、要求に対するスト権も確立しました。

福祉対策委員会

本社福祉課労使協議会

 2月11〜12日、全日赤本部会議室で2015年度第2回福祉対策委員会をおこない、12日の午後からは本社福祉課との労使協議会をおこない、6単組本部含め12名が参加しました。
 委員会では各職場の状況を出し合い、本社福祉課との労使協議会での議題の整理をおこないました。
 本社福祉課との労使協議会では、「乳児院の子ども達に家庭的な体験をさせたい」との要望をだし、本社は「行事支援や玩具など寄付を集めるためお願いに回っている。寄付の内容によってマッチングもおこなえる場合もあるので、必要なものがあれば本社に随時伝えてほしい」と答えました。また、富山乳児院の指定管理者制度がいつまで続くのかとの問いに「県支部の考えもあるが、日赤が手を上げないとは考えていない」と、回答。また、松本乳児院の雨漏りで漏電の危険がある現状を伝え、施設にも事情を聞いて欲しいと要望しました。また、ハラスメントの課題や時間外労働、人手不足などの課題についても話し合いました。

2.8 本社要請行動

 2月8日13時より、14単組35名(本部含む)の参加で「賃上げ、夜勤改善」を始めとする労働条件改善の回答促進のため、本社要請行動をおこないました。

 参加者からは「2年連続のベアは評価するが、物価上昇を見ると実質賃金は下がっている。調理師や看護助手などの賃金は低すぎる」「オペ室や救急外来などは血液曝露の危険がある。特勤手当の対象にしてほしい」「アンケートで新人の47%が時間外労働の請求方法を知らない。請求できない雰囲気がある」「育短者が申請した時間に終わらず、時間外労働している」「育短者に『夜勤するよう』看護部長が強要している実態がある」「e―ラーニングが強制されているが職場にネット環境がない」「人員も少なく年休希望も通らない」「アンケートでパワハラが減ったと数字がでたが、無くさないと意味が無い」「働く者にとって夜勤は有害業務である。常日勤労働者より週労働時間を短くするなど対処が必要だ」など、職場の実態を訴えました。

 本社は、「たくさんのことを聞いた。これから春闘が始まるので、例年通り誠意を持って交渉していく。個別の課題についての回答は避けるが、本社として職場の改善の指導をできればと思う」と答えました。全日赤は「職員が日赤で働いて良かったと実感でき、我々だけでなく患者・利用者のためにも増員を。職員の生活をどう守るのか出してほしい」と要請しました。

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