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 自分が小学生の頃、同級生たちはどんな夢を描いていたのだろう…と久しぶりに卒業アルバムを開いてみた。『将来の夢』とインクの滲んだ小学生らしい文字で書かれた文集▼男子に人気が高かったのは、やはり野球やサッカー等のスポーツ選手だ。女子は保母(保育士)さん・幼稚園の先生、看護婦(看護師)さんが多かった。20年前も今も子どもたちの『夢』にあまり差がない事に少しホッとした▼今でも子どもたちが憧れる職業の上位に選ばれている保育士。しかし、現場で働く保育士の現状は厳しい。特に深刻な問題は、保育士不足だ。募集しても応募が来ない…▼多様化する子どもたち。保育士への負担が増える中、ギリギリの人数で対応し、休憩は子どもを見守りながら。食事がゆっくりできないのは当たり前▼それでも正規職員であればまだいい。正規職員並のフルタイム勤務でも非正規であれば賃金の格差は大きい。労働者の善意に甘んじてきたとしか思えない。正当な働くルールを口にする事すらはばかれる▼労働条件の劣悪さは、最終的には未来を担う子どもたちに影響が及ぶ。手遅れになる前に国には運営費や職員配置基準の見直し、労働環境の是正を急いでほしい。いつまでも子どもたちが憧れる輝かしい職業であり続けることを願っている。(Ts)

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