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機関紙「日赤労働者」

第3回看護助手集会 広がる業務に不安

12単組32名が参加 静岡県・熱海市

 3月7〜8日、静岡県・熱海市において第3回看護助手全国交流集会をおこない、12単組32名が参加しました。

 最初に、中村健一書記長より「看護助手を巡る状況と労働条件の改善」の問題提起をおこない、その後、2班に分かれて分散会討論(しゃべり場)をおこないました。

▼分散会討論では職場の問題が…

 分散討論では、参加者の自己紹介や職場から始まり、「看護助手が所属部署だけでなく、病院全体の横断チームとして、移送やベッドメイクをおこなっている」、「移送中に『トイレに行きたい』と麻痺のある患者さんに言われ、介助していいのか迷う」、「所属の病棟ではないので初対面の患者さんの移送することもあり、会話に困る」、「患者さんの人格よりも効率を優先させているようで違和感がある」、「輸液ポンプでの化学療法中の患者の移送を依頼され不安だが断ることができない」、「抗がん剤治療中の患者の尿を捨てる事は被曝の問題があるが知らずにおこなっていた。集会に参加し初めて問題だと思った」、「ヘルパーや介護福祉士の資格がある助手と無資格の助手が混在し同じ業務をおこなっている」、「看護師と2人夜勤をおこなっている。看護師が休憩中は当直師長が病棟を手伝いにくる」など、土日・早出・遅出勤務に入っているなど様々な勤務形態の実態が出され、職場の問題が浮き彫りになりました。

▼看護師と助手の業務に線引きを

 また、「研修を受ける度に業務が増えていくが、看護師の業務と看護助手の業務の線引きをしてほしい」、「他の病院で助手がどんな業務をおこなっているのかアンケートしてほしい」など要望がだされました。「業務が拡大しているにもかかわらず、賃金が安すぎる」、「非正規職員も多く、雇用が不安定」など、処遇改善の要求も強くでました。

▼河野昌晃書記次長による学習会

 2日目は、河野昌晃書記次長による「労働契約法・パート労働法」の学習会をおこないました。
 拡大している看護助手の業務区分について看護問題対策委員会でも検討していく必要があると感じました。また賃金や労働条件の改善も緊急の課題です。

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