■地方協が相次ぎ定期大会
東北
“次回リブ開催地に”
女性交流会参加も訴え
全日赤東北地方協議会は、11月25日から26日にかけて定期大会を岩手県・八幡平で開催しました。
大会では2013年度の活動総括として、1月の新春学習会では「長時間勤務・2交替制勤務を考える」と題して、岩手県医労連の特別執行委員である鈴木氏の講演と全日赤の統一レジメを使った研修会を行ったことや、石巻単組が出席しやすいように第1回単組地方協代表者会議を石巻で開催し、石巻単組の執行委員長と交流が持てたことが報告されました。
また、青年部からはリブに8名が参加し大いに盛り上がったことが報告され、次のリブを東北で開催したいとの提案もありました。
女性部からは、湯河原で開催された全日赤の女性交流会に5名が参加しリハビリメイクを学んだことが報告され、来年の交流集会にはより多くの女性が参加しようと訴えがありました。
今年度の具体的な計画として、新春学習会は日時を来年の1月24日〜25日、内容は本部が提起した単組役員研修会と「TPP」について学習することを決定しました。また組織拡大強化の課題では3カ年計画の推進にむけて奮闘することが確認され、青年部、女性部、看護対策など分野別の活動と地方協としての全体交流会を含む予算も確立しました。選出された四役は次のとおりです。
議 長 渋谷 一(秋田)
副議長 藤村 幸雄(盛岡)
副議長 調整中(八戸)
書記長 浅沼 匡介(盛岡)
書記次長 水野 幸人(盛岡)
関東
学び・励まし・前進
職種・分野別交流の計画も
関東地方協は、10月25日から26日、山梨県山中湖畔で6単組14名の参加で開催しました。
大会では、13年度の総括と14年度の活動方針を決定しました。各単組から1年間の活動と到達、現状について報告し交流を深めました。討論では、交替制勤務者の月内労働時間が長くなる問題や週休の月内消化されない時の割増加算など長時間夜勤・長時間労働、時間外、夜勤回数、諸権利が守られない実態、ハラスメントなどについて討論がされました。
組織拡大について、参加単組がそれぞれ1年間での拡大目標を具体的に出し合い、お互い頑張ろうと意思統一を図りました。また、強化面では、職種・分野別交流(青年・女性・看護助手・看護師・調理師・検査技師)を計画・実施して団結・交流を強める事を確認しました。
「学びあい、励ましあい、ともに前進する」を運動の基本に据え各単組間の交流と団結を強化して、みんなが確信をもって活動出来るような地方協を築くことを満場一致で決定しました。
大会で選出された役員は次のとおりです。
議 長 大ア久志 さいたま)
副議長 高清水恵子(武蔵野)
久保田さち子(成 田)
書記長 福井 和夫(相模原)
財政部長 高橋多鶴子(医療セ)
九州
賃金の前進に確信
交流会や学習会を計画
九州地方協議会は10月18日(土)、福岡・博多で第36回定期大会を開催しました。3単組・本部含め15人が参加し、1年間の活動交流と、秋年末闘争への意思統一を行いました。
13年度の取り組みの中では1月に開催した役員研修会地方協版では沖縄からの参加者も迎え、6月の青年&女性交流集会では長時間・二交替制勤務について大分県医労連・美馬恭子委員長から学びました。
未結集単組の結集をはかるため3月の地方協会議を福岡日赤で行いました。当該の組合員は不参加でしたが福岡日赤内での会議は数十年ぶりの開催で活動強化の一歩になりました。
13年度秋年末闘争の中では長崎単組が非正規職員の一時金を前年比1%アップ、大分単組でも非正規職員の一時金を昨年比3%アップや年末年始の弁当支給の日数増を勝ち取っています。13年度年末年始手当について地方協統一要求7000円を掲げ闘いました。13年は前進回答を引き出すには至りませんでしたが、福岡が6000円(31日、1日)と地方協内で一番要求に近い数字であることを励みに14年度も統一要求7000円を掲げ、要求実現に取り組むことが確認されました。14年度は、役員研修会地方協版を1月17日にハラスメントの学習等を予定しています。
新役員は次のとおり。
議 長 木場順子(唐津)
副議長 木村ひとみ(大分)
書記長 小関 学(長崎)
書記次長 調整中(福岡) |