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機関紙「日赤労働者」

事故のときは? 責任は誰が?
第2回看護助手集会開く 
「仕事に誇りある」の声も

 3月21〜22日、静岡県熱海市で、第2回看護助手集会を開催し、10単組本部役員を含めて25名が参加しました。
 昨年の会議で職場の実態を知りたいと看護助手労働実態調査を実施し、調査内容を報告しながら、2つのグループに分かれて職場の実態や業務内容など意見交換をおこないました。
 診療報酬で看護助手の配置が評価されるようになり、嚥下障害患者の食事介助や輸液中の車いすの移送など看護業務をおこなっている実態が浮き彫りになりました。
 「事故があったときどうすればいいのか、誰が責任を取るのか」や「看護師から指示を受けるが、若い看護助手は看護行為をおこなってよいものか判断できない」と、率直な意見がだされました。また、患者さんの一番近くにいるのでちょっとした心づかいができる、「看護師は忙しいから」と患者が話しかけてくることなど、助手として誇りを持って業務にあたっていることが語られました。
 また、看護助手の夜勤への組み入れや試行を検討している職場の実態が出され、試行された施設でのアンケートでは「看護助手がいたことで看護に専念できた」と意見がある一方で、「すべての責任が看護師となるので、看護助手の動きが気になった」との意見もありました。
 看護助手の業務が拡大している中で、業務内容や賃金、研修制度についても、さらに議論・検討をおこなっていく必要があると感じました。

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