■子どもを理解してこそ
新システムで学習会>子ども子育て
福祉施設対策委
9月23日、福祉施設対策委員会と連動して、垣内国光先生(明星大学)にお越しいただき、『子ども子育て新システムとこれからの日赤児童福祉施設』と題した学習会を行いました。
垣内先生は、アメリカの哲学者ミルトン・メイヤロフが『ケアの本質』で「自分以外の人格をケアするには…その人の世界がその人にとってどのようなものであるか…いわばその人の目でもって見てとることができなければならない。…その人の世界へ“入り込んでいく”」と主張したことを上げ、ケアは通り一辺倒ではなく、多種多様であって良いのではないかと言われました。
そして現場の保育士は指示を出されたから保育をするのではなく、子どもと向き合うことで生まれる内発的な欲求により保育を実践しており、新システムはこのことを無視した制度であると批判されました。
垣内先生は現場での実践課程で「保育者が“揺らぐ”こともいい」と言われ参加者からは感激の感想が出されました。
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