全日赤 日本医労連全日本赤十字労働組合連合会 働くものの権利を守り、患者さんが安心して医療・看護を受けられる日赤を 全日赤 日本医労連全日本赤十字労働組合連合会 働くものの権利を守り、患者さんが安心して医療・看護を受けられる日赤を
全日赤紹介
全日赤の考え
機関紙「日赤労働者」
単組・地方協の取り組み
全日赤の動き
専門部
組合用語集
リンク集
カレンダー
会員専用
個人加盟労組のご案内
 
 
ホーム 戻る
HOME機関紙「日赤労働者」目次>機関紙「日赤労働者」
機関紙「日赤労働者」

ネットワーク

 今年のプロ野球はホームランが量産されている。それもそのはず、飛ぶボールに代わっていたそうだ。ファンだけでなく、プレーする選手にさえ知らされずにだ▼このことがあきらかになったのは、労働組合日本プロ野球選手会の嶋会長が使用者側である日本プロ野球機構との事務折衝の場で追及したことによってだ。その後、メーカーに対し「変更はない」と言うように「口止め」までしていた事実も明るみになった▼プロ野球選手会と言えば2004年、パ・リーグの球団を一つ減らそうという事態に、選手たち全員が2日間のストライキを決行。世論を味方につけ6球団制を維持したことを思い出す。またファンの要望に応えるセリーグ・パリーグ交流戦の実現。プロを目指す選手の受け皿となる育成枠の新設などもストライキを背景に勝ち取ってきたものだ▼当初、プロ野球選手会は使用者側から「労働組合」とは認められておらず、1985年に東京都労働委員会から「労働組合」としての認定を受けた▼現在、日本国籍を持つすべての選手が加入しているそうだ。この団結の力で選手の地位向上はもとより、将来を担う子どもたちへの野球教室、ファンとの交流なども積極的におこなっている。私たちも医療・福祉労働者のプロとして見習うべきところがあると思う。

 

このページのトップへ戻る

Copyright(c)2006 全日本赤十字労働組合連合会 All rights reserved.