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機関紙「日赤労働者」

非核の世界をめざして
国民平和大行進スタート
東京・夢の島

 「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・フクシマ」の願いをつないで、8月の広島・長崎をめざして歩く「原水爆禁止国民平和大行進」が、5月6日に東京・夢の島をスタート、今年も参加しました。
 出発前には、第五福竜丸展示館前で出発集会が開かれ、通し行進者の決意表明やリレートークなどがおこなわれました。この日の行進は夢の島から芝公園までおこなわれ、1000人以上の参加がありました。
 現在自民党は、憲法96条(発議要件)を改定しようと目論んでいます。そして、いずれは9条も含め憲法を改悪しようと狙っているものです。9条存続の危機が訪れている中で始まった今年の平和行進。
 平和について考える機会が増えた中、関心も高いのか、沿道ではチラシやウチワを受け取ってくれる人も多く、通し行進者は長崎まで行くことを紹介すると、「すごいですね。頑張ってください」と声を掛けてくれる人や、「平和行進のことは知らなかった。来年は歩いてみたい」と言ってくれる人などもいました。
 また、もらったウチワを振って応援してくれた人や、一緒に歩いてくれた人もいて、行進は進みました。
 終了間際に、雨が多少降ったものの、行進初日は無事終了しました。
 今現在、過去にない9条存続の危機が訪れている中で、平和のありがたさ、戦争の悲惨さ、そして憲法9条の大切さをアピールする平和行進が、より重要なものとなっているでしょう。 これから全国各地で平和行進が進められます。ぜひお近くの平和行進に参加してみてください。

 

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