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機関紙「日赤労働者」

働くものが人間らしく働き人間らしく暮らせる社会へ
全日赤中央執行委員長 岡田 光久

写真 新年 あけましておめでとうございます。
 全国の仲間の皆さん
 昨年の総選挙の結果は、予想以上の厳しさでした。約3年前の総選挙では「コンクリートから人へ」と掲げた民主党が政権交代を果たしましたが、民主党が自民党化したなかで昨年末の総選挙の結果、民主党が大敗して自公政権の復活となりました。
 私たちの望むことは、労働者が人間らしく働き、人間らしく生活できる社会です。そのためには社会を支えている圧倒的多数の国民が豊かになることであり、そのためには消費税の増税と社会保障の改悪を止めさせることです。
 2013年は、参議院選挙や東京都議選の年であり、圧倒的多数の国民が求める政治に転換する大事な年でもあります。そのためにも2013年春闘を精いっぱいたたかうことと、政治を変えるたたかいを同時に追求していこうではありませんか。

2013年春闘を全力でたたかおう

 大企業は東日本大震災、円高、電力不足という情勢の下でも、内部留保は引き続き積み増しして過去最高を記録しています。
 財務省の資料によると、労働者の状態は、企業の増加した利益は賃金には回らず10数年前の水準に押さえ込まれています。2012年冬のボーナスは過去最低を4年連続で更新しました。総務省の家計調査では、1世帯あたり実収入は1997年をピークに102万円(年収)も減っているといわれています。
 2002年から賃下げやベアなしが続く春闘でしたが、2013年春闘ではなんとしても賃上げを獲得し、実収入増を獲得しなければなりません。そのためにも春闘の再構築を全日赤・日本医労連及び国民春闘共闘委員会が、あわせて日本国内が総資本と総労働のたたかいとなる春闘をめざすその第一歩を2013年春闘にしようじゃありませんか。

壮大な春闘を展望して

 そのためにも第一に、単組がある地域の春闘を激励する、エールの交換や激励行動を展開することです。
 第二に、単組自身が全日赤の統一行動を大きく成功させる立場で臨むことです。たたかう部隊を大きく見せるための必要な取り組みです。
 第三に、ストライキを設定できる単組を増やすことです。ストライキ決行の経験が少なくなってきている今、実務を含めた学習交流が必要です。大いに学び合うことです。
 全日赤は医療産別の中では、たたかう歴史と伝統を兼ね備えた、試され済みの組織です。
 全日赤の賃金闘争の重要な課題である「本社の人事院勧告準拠方針に反対し、自主交渉・自主決着を求める」2013年春闘をめざしましょう。

働き続けるために

 また、働き続ける職場づくりが今日的な大きな課題になっています。
 厚労省の「5局長通知」は私たちと日本医労連の運動が出させたものであり、これを背景に、職場では夜勤改善と大幅増員を2013年春闘・夏期闘争をとおして追及し、全単組で具体的な成果を獲得しましょう。
 全国の仲間の皆さん
 最後に1年後に振り返ってみると、運動と要求が前進し、組織数と組織の力量が前進したといえる1年間にしようじゃありませんか。

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