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機関紙「日赤労働者」

全国組合協議会が共同集会
秋年末闘争を交流

 10月17日午前、全日通会館で全国組合協議会の共同集会が開催され、180名が参加。各組織の秋年末闘争でのたたかいについて交流しました。
 いま公務員バッシングが広がるなかで、政府は公的病院に対しても賃金の引き下げを強要するなど労使自治に介入してきています。
 集会ではミニ学習会として上条貞夫弁護士から「国の労使自治に対する介入は憲法違反である」ことを学び、橋下大阪市長による思想調査などファシズムの動きと、それに対する民主主義の新たな広がりが始まっている情勢についても話していただきました。
 各組合からの訴えでは、3組合からたたかいの経過報告がされました。全医労からは「8年間の不利益・雇い止め是正裁判のたたかいが一般職員の賃下げ阻止につながった」報告があり、全労災からは「賃下げに攻撃に対して、機構と労使自治に介入する厚生労働省を相手として労働委員会に不当労働行為救済申し立てを行ってたたかっている」と、現場の看護師より切実な訴えがありました。国共病組からは、「成果主義を含む新賃金制度を導入するための協定破棄とのたたかい」が報告されました。

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