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夜勤改善と大幅増員署名
Q&A

 日本医労連は引き続き、「夜勤改善、大幅増員」請願署名に取り組みます。全日赤としても全力を挙げます。取り組みの期間は、来年の通常国会終了までの6月までとします。一人10筆を目標とします。取り組むに当たって、組合員の疑問に答えるQ&Aをシリーズで掲載します。

Q1 署名(国会請願署名)って、集めて効果あるの?
A1 署名は国会で審議され、採択されれば実行義務が生じます。採択させるためには、請願内容が多数の国民の要望であること示すことが必要です。
 1992年には、540万筆の署名、275人の紹介議員で「看護婦確保法」を制定させ、看護婦対策予算の増額、診療報酬改善を実現させました。
 最近では2007年7月5日、日本医労連「看護師など増員署名」は、署名数150万筆、紹介議員153人、自治体決議880議会を集約し、参議院で採択されています。この取り組みの中で、医師養成数の増、介護士処遇改善交付金など改善が実現しました。

Q2 前回のなでしこ署名頑張ったけど、どうなったの?
A2 前回の署名は全部で73万筆集約し、紹介議員は60人(厚生労働委員以外も含む)まで到達しました。しかし、ねじれ国会で混乱する中、審議されないまま終了となっています。

Q3 今回の「夜勤改善と大幅増員署名」の目的は?
A3 私たちが求める夜勤改善と大幅増員実現には法律の改正や制度の改善が必要です。そのためには国(政府)の実行を後押しする世論が不可欠です。たくさんの署名への賛同はそのまま世論です。多いほど効果があります。

Q4 署名(請願署名)とはどういうものですか?
A4 請願署名は、国民が直接国会に要望を述べることができる国民の権利です。請願内容に賛同する人の署名を集め、紹介議員に託します。国は国民の「請願」を誠実に受け取る義務があります。(つづく)

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