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機関紙「日赤労働者」

“目からウロコ”の保育実践
 日本医労連 院内保育所会議が盛況

 第34回となる日本医労連の院内保育所会議が6月23日〜24日、熱海で開催され、全体で55名、全日赤からは6名が参加しました。大津市の保育の家しょうなん園長の塚本周一氏が「安心して『子育ち・子育て』するために、保育園ができること〜『保育の家しょうなん』のとりくみ〜」と題して、「一人ひとりが自分らしく輝く保育実践を目指す」理念と実践について講演し、眼からウロコでした。
 基調報告、前日の保育所厚労省交渉の報告を含めた4つの特別報告の後は、頭金多絵さん(ぬくぬくだっこらんど主宰)の「だれでもどこでもできる手遊び」で童心にかえって大はしゃぎで楽しく実技をしました。
 2日目の2班に分かれた分散会では、親の労働を支えることと子どもを守ることに全力を注いでいる保育士の奮闘や、お母さんの仕事を支えることと子どものリズムを守る間での保育士の葛藤などの現状や悩み、委託問題に直面している・とにかく保育士が足りない・部屋が狭い等の問題点、すすんだ経験も交流し合いました。最後に山田委員長は5項目のまとめを行いました。
 保育士の方が多く参加した集会で実り多いものでしたが、保護者も積極的に参加し、良い保育とお互いが働き続けられる労働条件をつくっていくことで保育士と保護者が共同して運動をすすめる必要性を痛感しました。楽しく運動して成果を勝ち取りましょう。

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