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機関紙「日赤労働者」

増員・夜勤改善署名を提出 251人参加 3単産共同で国会要請

看護師増やせ安心の医療を

 大幅増員・夜勤改善、社会保障の拡充、震災からの復興、地域医療の再生を求める「5・25国会議員要請、署名提出行動」を25日、3単産(日本医労連・全国大学高専教職員組合・日本自治体労働組合総連合)共同で東京・星陵会館で意思統一し、全体で251人の参加者が国会議員要請・提出行動を展開しました。全日赤は全国から25名が参加しました。
 意思統一集会で日本医労連の相澤書記長は、「独立行政法人・国立大学などで7・8%もの給与削減が行われており、医師・看護師確保に困難をきたす。今地域などでは、共同が広がりつつある」と報告しました。
 労働経済ジャーナリストの小林美希さんが看護師の利用行為を拡大する「特定看護師」について講演しました。
 「いま看護のケアとは何か、看護師とは何かが問われる歴史的な分岐点にきている。特定看護師制度は、『特定看護師』の教育を受けても受けなくても医療行為ができるという穴だらけの制度と指摘。現場から訴えていくことが重要。しがらみを断ち切れるのは世論、世論をつくるのは現場の声です。皆さんの頑張りにかかっている」とエールを送りました。

紹介議員・賛同議員も増える

 25日付で署名数は全体で120万筆(全日赤1万1138筆)を集約しました。この日の要請行動では、新たに民主党議員が紹介議員2名増で17名、賛同議員3名増で15名と広がりました。
 その他の政党別到達点は、共産党(紹介14名)、社民党(紹介7名)、国民新党(紹介4名、賛同1名)、自民党(紹介1名、賛同1名)、無所属(紹介3名、賛同1名)で、合計では紹介議員46名、賛同議員18名となりました。この署名は秋にも引き続いて取り組まれます。

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