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機関紙「日赤労働者」

数年ぶり女性部集う 北海道地方協が学習交流会

 6月3日(日)、数年ぶりに女性部主催の学習会を開催することができ、旭川・北見・釧路・伊達・栗山・本部から、14名が札幌・琴似に集いました。
 講師は日本医労連顧問・田中千恵子さんです。北海道出身で活躍されてきた田中さんに、厚労省や看護協会と協議をし、看護師の労働実態を訴え続けたことで、5局長通知にまでもってこられた経過を知り、今後の活動に生かそうという思いです。
 26ページの資料とパワーポイントによる講演は、「元気な女性が変えていく」というタイトルで、生き生きと輝いて働き続けるために私たちはどんなアクションを起こしたら良いかを考えるものでした。田中さんの自己紹介から始まり、半世紀前の当時の組合運動の写真も映し出されました。
 現在の看護の労働実態では、健康に不安がある、切迫流産が多い、看護が不十分、ミスやニアミス、離職、過労死など、データや実例をあげ、長時間労働は健康に影響を及ぼすことを詳しく、わかりやすく短時間で多くのことを知ることができました。
 医療労働者が問題をかかえて運動を続けてきたことで歴史を作ってきたこと。そして、また新たな歴史を作るチャンスが来ていることを痛感し、5局長通知を生かす具体的な方法を考える課題もみえました。
 4日には、「北海道赤十字血液センター」の職員に朝ビラ行動を実施。北海道の仲間と一緒に会えることが少ない中、田中千恵子さんの講演で元気をもらい、有意義な交流集会となりました。【通信=栗山単組・中島みゆき書記次長】

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