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機関紙「日赤労働者」

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 今年の6月、厚労省労働基準局、医政局などの5局長が連名で県知事や各県労働局長、日本看護協会など7つの医療関係団体宛に看護職の勤務環境改善を求める通知を発した。これは極めて異例のことであり、行政もこれ以上看過できないほど看護師等の勤務実態がむごいということの現れでもある▼このままの状態では自分の健康すら守れない、人手不足で休みがとれない、みんな忙し過ぎて職場の人間関係が悪い、仕事へのやりがいもなくした等の理由で離職する看護師が急増している▼いのちの尊厳に日々向き合う看護労働は、本来、気高く、人間味にあふれた、やりがいのあるものだ。せっかく取った看護師の資格を充分に生かせぬまま、働きがいをなくさせてはいけない▼この通知は、勤務間隔は最低でも12時間確保すること、夜勤の回数を減らし時間はできるだけ短く、人手を増やしてもっと年休を取りやすく、サービス残業の一掃など私たちの切実な要求実現へ大いに活用できるものでもある▼命を奪い、自然を破壊する軍事費に税金を使うのではなく、命を救い、育むための医療・社会保障にこそもっと税金を使うべきと思う▼患者の苦しみを和らげ、病からの回復を励ます笑顔と優しさのあふれる、人間性の豊かな職場をめざし、今こそ、みんなが力を合わせるときだと思う。

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