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川西赤十字病院の役割は… 長野・川西地域医療懇談会 第2回シンポジウム開く

 全日赤川西単組も参加している「川西地域医療懇談会」は、10月1日、長野県佐久市「駒の里ふれあいセンター」で第2回シンポジウムを開きました。8〜9月に実施した住民アンケートに284名の回答があり、その報告と川西赤十字病院の役割を考えるものです。

地域に不可欠な病院

 パネラーに大内悦雄川西赤十字病院長も参加し、「当院が抱える悩みは大きく分けて二つ。医師不足と資金不足。医師養成数が増えてきているが大病院から充足して、地方への波及は10〜20年先になる。(近隣の)大病院に医師派遣をお願いしている」。資金の面では、「当院には補助金もない。皆さんからの社費は災害救護で使われ、病院には回らない。できることは全てやりたい。自治体からの支援を期待する」と訴えました。

住民からも期待の声

 永年介護された家族を川西病院で看取られた住民は、「95歳の母でした。スタッフも教育されており、褥そうもいっさい無く、良くしてもらった。最期の看取りも良くしてもらい感謝している。住民の安心のために病院を残したい」と発言されました。

生活支える医療機関

 シンポジウムは、「佐久総合病院等は高度医療センターを担うが、生活を支える医療機関として川西病院があると思う」と課題を示しました。
 最後に楜沢川西単組執行委員長は、「150名も集まっていただいた。アンケート結果からも、元気づけられました。地域の皆さんと一緒に病院を充実させたい」と結んで終わりました。

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