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機関紙「日赤労働者」

職員異動 事前に十分説明する 本社で血液労使協議会 2月25日〜26日 血液対策委員会開く

 2月25〜26日、2010年度第2回血液センター対策委員会および血液センター単組代表者会議が開催され、7単組14名が参加ました。
 今回は、25日13時半より本社会議室を会場に対策委員会を開き、16時からの本社血液事業本部との労使協議会について打合せをおこない、協議のポイントについて意見交換しました。
 16時よりおこなわれた労使協議会では、「ブロック管理センターと地域センターのあり方について」を中心に議論を交わしました。
 その中で、「継続する事業に必要な人員は正職員で配置すべきではないか」と本社事業本部側の認識を質しましたが、本社は業務の繁閑や専門的業務等をあげ、非正規職員を配置することを正当化しました。
 また、「職員の異動については必ずあらかじめ本人の同意を得ることが必要である」ことについては、本社は「事前に十分な説明をおこなう」とするにとどまりました。
 翌日の会議では異動をめぐる問題で、本社団交で「本人同意」を約束させるべきであるということで、4月の春闘団交で追及することとしましたが、東日本大震災の影響で団交は延期となりました。併せて、各単組でも雇用責任者である所属長に対しても「本人同意を得ること」を回答させる追及が必要であることも確認しました。
 26日に開かれた対策委員会および代表者会議では、まず本部より2011年春闘方針を報告・説明し、つづいて各単組の独自課題や要求など活動報告をおこないました。
 独自課題では、「異動は本人同意を尊重し無理にはやらない」(田辺)、「ブロックセンターに行こうと思ったら行けますかとアンケートをとっている」(滋賀)、「赤字で日当減らすのはおかしいと追及し、1年で回復させた」「代休はなるべく1週間以内に取れている」(秋田)、「有給休暇は取れている」(秋田、滋賀、広島)、「勤務評定は始めていない」(滋賀)など、各地の状況が報告されました。

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