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機関紙「日赤労働者」

安心して働き続けられる職場に 春闘闘争宣言行動in丸の内 経団連前に唱和響く

 1月14日、国民春闘共闘が厚労省前から東京・丸の内デモを行い、日本経団連の入るビル前で春闘闘争宣言行動を取り組み、全日赤も参加しました。
 行動では多くの仲間と最低賃金1000円以上の引き上げ、安定した雇用の確保、労働者派遣法の抜本改正を求めました。
 行動の中で社会保険庁の解体で分限免職された職員や、日産自動車で「派遣切り」と闘う女性が、不当な解雇であることと即時職場復帰を訴えました。昨年から大問題になっている日本航空の「整理解雇」に対し、航空労組連絡会の近村一也議長は「職員が安心して働き続けられる職場こそが乗客の空の旅をより安全にする。理の通らない解雇はすぐに撤回して欲しい」と訴えました。
 経済の低迷は一昨年に比べ改善の兆しをみせてきているにも関わらず、大企業は労働者の大幅賃金引き上げを行おうとしていません。経団連前で、多くの労働者の力で今春闘をたたかう決意の唱和が響きました。

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