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機関紙「日赤労働者」

取り戻そう 本社の子育て支援交付金 福祉施設単組の代表者集う 交流深め、統一要求論議

 5月16〜17日、島根県松江市で福祉施設単組代表者会議が第38福祉施設対策委員会と合同で開催され、単組間の交流を深めるとともに統一要求等について議論しました。2日目には松江赤十字乳児院の見学もおこないました。

新しい仲間を加え

福祉施設単組代表者会議参加のみなさん(新しくなった松江乳児院の前で)
福祉施設単組代表者会議参加のみなさん(新しくなった松江乳児院の前で)

 代表者会議は、新しく全日赤に加盟した釧路さかえ保育園も含め福祉施設全単組からの参加があり、福祉施設対策委員と本部を合わせ8単組18名の参加者があり、各施設の取り組みを報告するなかで、各単組への質問を用意して参加する者などあり、おおいに交流を深めることができました。また対策委員会としては、今年度最後となることから一年間の総括を行うとともに、次年度に向けた活動方針と本社への要求について討議しました。
 要求では、保育士等の短大卒有資格者の俸給が、17年目で高卒事務に追い越される矛盾に対して、福祉職俸給表における昇格基準の改善や、クラスを担当したり夜勤もして正職員と同じ仕事をしている嘱託職員の正職員化を引き続き追及することを確認しました。
 また、日赤の児童福祉施設機能強化交付金制度の復活を求めていくことにしました。交付金制度は、子育て支援の事業をおこなうための資金(全部または一部)を本社財政から交付金として各施設に2004年度から給付していたもので、本社福祉課の目玉事業ともいえるものであり、財政困難な福祉施設にとっては重要な制度でした。しかし昨年度、本社はこの制度を廃止しました。交付金制度の復活と充実を要求していきます。

新築の乳児院見学

 2日目は、昨年、新築移転した松江赤十字乳児院を見学しました。広い廊下など全体的に明るい雰囲気のある設備はさることながら、広い園庭があることに、見学した全員が羨望の眼差しでみていました。
 広い調理室や洗濯場なども充実していることに感心。また、小規模ユニットも子ども達が安心して生活できる家庭的な一室でした。
 見学後、園長と懇談しました。園長は今年の4月に着任したばかりですが、同一労働同一賃金の考え方をしっかり持っておられ、同じ仕事をしている嘱託職員等については、乳児院の経営も考えながらになるが、早く正職員にしたいとの前向きな考え方を聞かしていただきました。

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