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 「私は眠らない」と言っていた人を、子どもの頃テレビで見たことがある。ギネスに挑戦だったか、超人紹介だったか忘れたが、お笑い番組だった▼とある外国の僻地に訪ねて行き、本人に「眠らないのか」と聞くと、「もう何日も寝ていない」と答えた。番組は、検証するためカメラを回し続けた。一瞬、話しかけに無言の場面が現れ、「いま眠ってましたね」と問い詰めても、本人は「寝ていない」と言い張る。座りながら眠っていたのである。実に怪しげな番組であった▼最近、徹夜で仕事をすることがあるが、「カンテツ」は無理である。段ボールを床に引いてでも仮眠を取るようにしている。さもなければ、眠るつもりがなくても朝方、イスの上で気を失っている。人間には生態リズムがあり、夜中に活動するようにはなっていない。無理をすれば身体は意志に反して機能を停止するのではないだろうか。永遠に目覚めないことにもつながりかねない。過労死である▼「全国過労死を考える家族の会」がNHKのドキュメンタリー番組「カンテツな女」に対し、長時間の深夜労働を礼賛するような内容だとして改善を求めたことを2月27日の朝日新聞が報じている。「連日の徹夜勤務が過労死を招くことは裁判でも明らか。心身の限界まで働くことを美談とするべきではない」と。

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