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 昔の権力者たちは不老不死の薬を手に入れようと手を尽くしてきた。また数年前、「アンチ(抗)エイジング(老化)」という言葉がマスコミを賑わした。かように「老化を防ぎ、寿命を延ばす」ことは人類の永遠のテーマと言われる▼昨年「カロリー摂取を30%制限すると老化の症状がおさえられ、長生きする」という研究が発表された。カロリー制限すると、長寿遺伝子が活性化されて長寿につながるという▼細胞の中では「解糖系工場」と「ミトコンドリア工場」の二つのエネルギー工場がある。カロリー制限すると体内の糖が減るため、糖を使う「解糖系工場」でのエネルギー生産が減少し、「ミトコンドリア工場」でのエネルギー生産が活発におこなわれる。その生産過程で生成される副産物が長寿遺伝子を活性化する▼長寿遺伝子が活性化すると、ミトコンドリアの合成をうながし、活発にエネルギー生産がおこなわれ、それによって細胞の働きが落ちにくくなり、老化がおさえられるというのだ。しかも、これで出来るミトコンドリアは燃費がよく、老化をおこす活性酸素があまり発生しないのである▼昔から、満腹するまで食べずにいつも腹八分目ぐらいにしておけば、健康に良く医者にかかるようなこともない、と言われてきた。つまりは「腹八分に医者要らず」ということか。

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