■全日赤2009年度第2回中央委員会開催 2010春闘方針決まる ストライキ権も満票で確立
2月6日(土)〜7日(日)、日本医療労働会館2階で、全日赤2009年度第2回中央委員会が中央委員・傍聴者も含め74名の参加で開催されました。討論の結果、中央執行委員会が闘争日程の変更を再度提案し、春闘方針が満場一致で可決され、スト権も満票で確立しました。
要求提出
2月26日(金)
回答指定日
3月24日(水)
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2月6日、7日開かれた第2回中央委員会 |
春闘の統一行動日程について中央執行委員会より、全労連の統一行動日が3月18日であること、医労連の統一行動日が3月25日であることを踏まえ、二段構えの統一行動を提起しました。統一行動を成功させる立場から「二段構えの統一行動では結集しにくい」「3月17日の単組回答指定日の後の統一行動は無理がないか」など、意見が出されました。
そこで、中央執行委員会として『回答指定日は3月24日とし、翌日25日の統一行動はストライキを配置することに加え、3月18日の統一行動は時間外決起集会に変更するとともに、前日の17日は回答促進集中日とし本社への回答促進を全国からも集中。また18日に地域労連や県医労連の行動参加の為の指名ストを認める』を提案し、春闘方針が可決されました。
さかえ単組が全日赤加盟・承認
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組合旗を受け取るさかえ単組の赤間書記長 |
中央委員会初日は、1月30日に新しく結成された日本赤十字社釧路さかえ保育園労働組合(略称・全日赤さかえ)の全日赤への加盟が承認され、岡田委員長より組合旗が渡されました。
組合員一人ひとりの声が要求を前進
討論では、年末一時金の削減は阻止出来なかったものの、単組の粘り強いたたかいで、年末年始手当の増額や、時間外労働の基準を作らせたり、増員を勝ち取った報告がされました。組合員の怒りを結集すれば要求が前進することが教訓として再確認されました。また、2交替問題や看護助手の応援態勢など厳しい職場実態がだされましたが、2交替の試行から3交替に戻した経験や客観的データを集め交渉しているなど参考になる報告や、福祉施設の雇用を守るたたかいなどそれぞれの単組での取り組みが報告されました。 |