全日赤 日本医労連全日本赤十字労働組合連合会 働くものの権利を守り、患者さんが安心して医療・看護を受けられる日赤を 全日赤 日本医労連全日本赤十字労働組合連合会 働くものの権利を守り、患者さんが安心して医療・看護を受けられる日赤を
全日赤紹介
全日赤の考え
機関紙「日赤労働者」
単組・地方協の取り組み
全日赤の動き
専門部
組合用語集
リンク集
カレンダー
会員専用
個人加盟労組のご案内
 
 
ホーム 戻る
HOME機関紙「日赤労働者」目次>機関紙「日赤労働者」
機関紙「日赤労働者」

本社看護部との労使協議会行う 「7対1」看護は、患者さんに手厚い看護をするためそのために看護師の増員を

 六月一五日、全日赤看護問題対策委員と地方協女性部長、本部役員の一二名で、日赤本社地下会議室において、一三時三〇分から一五時四〇分まで、本社看護部との労使協議会を行い、「7対1」看護、二交替制夜勤、看護師の離職防止、看護協会の行った夜勤・交替制勤務実態調査などについて協議、職場の実態を訴えました。

●「7対1」看護について

全日赤:「7対1」看護に合わせ病棟と外来の一元化が進んでいった。「7対1」をギリギリの人数で取るため年休が制限される。病棟からも他の病棟へ応援にいく。応援がなくても職場で「7対1」看護が取れるようにしてほしい。
看護部長:平成二〇年一二月一日現在のデータで、「7対1」看護基準を取っている施設は六四施設(七〇・三%)と増えてきている。「7対1」看護を取る目的は患者さんにより良い看護を提供するためであり、施設では看護師確保に苦労している。基本は人を揃えることだ。
全日赤:外来看護師を減らし病棟から外来へ手伝いにいく。外来はいくつかの科をまとめてチームを作りぐるぐる回す。施設はそれが一元化という。外来‐病棟の応援は、病棟の夜勤日数を減らすためであるが、応援、応援で慣れない所で勤務せねばならず負担が大きい。これで「7対1」看護が取れるのか、勝手な解釈している。外来ならどこでもいけとなっており、これでは継続看護にもならない。「一元化」とはどういうことか?
看護部長:たとえば、外科外来と外科病棟を一人の管理者が管理する勤務。管理を一元すること。一元管理をどのようにしていくのか、みんなで共通理解をしていくべき。

●二交替制夜勤について

本社:二交替は、六割くらいの施設に導入されている。三交替だけは、一七施設(一八%・昨年二九施設)、変則二交替は一九施設(二〇%・昨年一八施設)、三交替と変則二交替は三四施設(昨年二七施設)であり、だんだん混合型が増えている。まとめて働いて、まとめて休みたいという人もいて、社会の流れではないのか。働く人がいいというなら良いのでは。
全日赤:本人がよければ二四時間勤務でもいいのか。調査は今働いている人を対象に行っているが、退職後の健康調査も含めてすべきだ。長時間夜勤には長時間日勤がセットになり、精神的・身体的・社会的にも負担が多い。看護協会も言っているようにせめて勤務と勤務の間は一二時間必要だ。交替制勤務は三五時間にするとか、勤務時間短縮に踏み込むことで解決する。三交替勤務を改善できないから長時間の二交替に突入でなく、週三五時間に踏み込むべき。三五時間にすれば、戻ってくる看護師もいる。

このページのトップへ戻る

Copyright(c)2006 全日本赤十字労働組合連合会 All rights reserved.