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機関紙「日赤労働者」

「あらかじめ年休を制限するようなやり方は問題」 労使協議会で看護部長発言

 一〇月七日午後一時半より二時間、本社看護部と労使協議会をもちました。参加したのは、全日赤看護問題対策委員と地方協女性部長、本部役員の一〇名でした。本社看護部からは、浦田部長、野口企画課長、松尾係長、大林教育課長、人事部から唐澤職員係長が参加しました。協議のテーマは、(1)「7:1」入院基本料(2)キャリア開発ラダー(3)二交替制夜勤(4)離職防止(5)看護師賠償責任保険についてなどでした。
○「7:1」で外来と病棟の一体化がすすみ、患者を充分把握できていない外来の勤務者が病棟の夜勤をすること、年休がとれず、あらかじめ「年休はあげられません」と勤務予定表に師長が書き込むことなどを訴えると、浦田部長は「『7:1』は日赤内で六八%の病院が取得している。看護師は増員されている。外来・病棟の一体化はすべて悪いとは思わないが、突然あっちへ行けこっちへ行けというやり方は、安全という意味では問題がある。やり方の工夫が必要。外来のケアの充実は必要」と述べました。
○キャリア開発ラダーでは、「夜勤明けでも研修があり、レポートにおわれ睡眠時間を削っている人もいる」などの発言に対し、部長は「強制ではない。自分の将来設計は自分でたててほしい」と答えました。
○二交替制夜勤をしている看護師から「四月から二交替制夜勤をしているが、休憩時間には眠れず、朝になるとフラつく。若い人もろれつが回らない。血圧や脈拍などの勤務中の実態調査をしてほしい」という訴えに対し、「試行中ならいろいろ調査したらどうですか」と述べ、日赤全体の平均夜勤日数は三交替で七・九日、二交替で四・五回であると明らかにしました。
○離職防止については、部長は離職防止は最重要課題であると述べ、「日赤内で約一割が毎年離職している実態は変わっていない、女性が働きやすい環境を整えたい、子育て中の短時間勤務制度もつくっていきたい」と述べました。
○看護師責任賠償保険については、「看護行為のなかでおきた事故については、本社の入っている保険でカバーできるので、個人が加入する必要はないです」と明確に答えました。

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