■看護職員確保法の改定と職場の増員闘争前進のために 11・12ストライキに立ち上がろう 今から準備を!
渋谷一・東北地方協議長は、全日赤第六三回定期大会の討論で、看護職員確保法改定をせまり、職場の増員闘争を前進させるために、産別ぐるみのたたかいにすること、全日赤がその先頭に立って奮闘することを呼びかけました。発言は次の通りです。
大幅増員さえできれば解決する問題が多いと思う。7対1をとったために年休が取れないという話があるが、秋田(四九六床)では、7対1で入院料が年間約三億の増収になり、経営者から見れば、いったんこれをとれば絶対離せない。
労働組合は、年休はもちろん産休、病欠も含めて安定多数を配置した上で7対1を安心してとれる、それが安定した経営のためにも大事なんだということを主張していくべき。
7対1は一ヵ月もし基準を満たない月があっても、次の月にクリアすればとれる。その時我々は基準が満たない月があったら次の月で組合員全員有休とるぞと迫り、安定多数をとるための必要数を出して増員を約束させる、そういうたたかいが必要だ。
秋田の三・一三スト集会では、一〇数年ぶりにテレビカメラの取材が三台入った。医療労働者が大幅増員を求めてストライキに立ち上がることはマスコミも取り上げるはず。
今後の秋年末闘争一一・一二の統一行動は全日赤だけではなく、日本医労連が組織を挙げた統一行動になるべき日だが、全日赤もその結集をいかにマスコミにアピールできるか、今からその取り組みを全日赤一丸となってやっていくことを提案する。 |